Kohei's brain

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インターネット大会(ウルトラスーパーハイパーチャレンジ) 5位 レート1806(28-6) 「HBテッカグヤ+ジメンZジガルデ Final」

 

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 先日行われたインターネット大会のウルトラスーパーハイパーチャレンジで使用した構築を紹介します。

 

構築経緯

  1.  この大会のルールは,2017年に行われたインターネット大会のシャドースチールのウルトラサン・ウルトラムーン版だと理解し,シャドースチールで使用した構築をベースに考察を開始。

  2.  この大会がインターネット大会のシャドースチールと大きく違う点は,幻のポケモンであるネクロズマが黄昏の鬣(以下,日食)・暁の翼(以下,月食)フォルムやウルトラネクロZを使用できることである。そのため,ウルトラネクロズマに弱いバシャーモの解雇や,ジガルデの蜷局を巻くを竜の舞へ変更せざるを得なくなった。
     また,ネクロズマ対策にデオキシスの10万ボルトを悪の波動に変更した。

  3.  構築全体のパワーを上げたかったので,日食・月食ネクロズマを少なくとも1体は使用したいと考えた。流石に,ネクロズマ対策にポケモン竜王戦でも使用率が高かったブラッキーやメガギャラドスを始めとした悪タイプが環境に蔓延することは理解していたので,ウルトラネクロズマ及び月食ネクロズマの使用を諦め,自分がポケモン竜王戦の予選で使用した最強のテッカグヤをグレードアップさせたソルガレオZ持ちの日食ネクロズマを使用したら強いのではと考えた。


     相手のマーシャドーウルトラネクロズマ月食ネクロズマを考えると,安易に日食ネクロズマが暴走できないため,ステルスロックを始めとした起点作りができるポケモンが必要だと考えた。そのポケモンは,特性の砂起こしで気合いの襷を潰し,ステルスロックの他に欠伸や吹き飛ばしといった優秀な技を覚え,前回使用率1位のマーシャドーを起点にすることが出来るカバルドンが真っ先に決まった。

  4.  インターネット大会のシャドースチールでの反省とカバルドンの使用率が高いと予想したことからフェローチェの持ち物を気合いの襷,特殊型に変更した。そして,フェローチェは癖が強いポケモンなので,縛れるポケモンと同等に起点にされるポケモンも多い。なので,蜻蛉帰りだけでは厳しい戦いになると考え,頭の中がスッキリしない状態でフェローチェの覚える技の一覧をある日ふと見ていたところ,「エレキネット」という文字を見た瞬間,自分の頭が一気に活性化した。

  5.  以上より,メインロムで使用した構築は以下の通りである。

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     メインロムの結果は,最高レート1720台,最終レート1700台の惨敗だった。反省点は,カバルドンがほとんど選出できなかった影響で日食ネクロズマも選出し辛かったことと,テッカグヤ+ジガルデの並びが熱風と竜の波動搭載のウルトラネクロズマ1体に簡単に崩壊してしまうことである(悪タイプガン無視のフルウエポンのネクロズマを使うな(キレ))。また,自分のテッカグヤに対して相手が身代わり搭載のジガルデを上手く合わせてきたとき,自分の構築にマーシャドーがいないことやジガルデが蜷局を巻くを搭載していないことを良いことに簡単に起点されて,崩壊してしまうことも目立った。

  6.  5より,カバルドンと日食ネクロズマを構築から外し,代わりにマーシャドーを採用した。残り1体に求める条件は,「特殊ネクロズマに受け出しができて,1撃で倒せる(物理はテッカグヤで間に合う)」「積み技を覚え,1回でS種族値130を抜き去ることができる」,「不利対面でも,先制技や特性で気合いの襷を潰す最低限の仕事ができる」,テッカグヤとの相性が良い(2パターン目のテッカグヤ+@の形を作りたい)」,「ジガルデに起点にされない」,「メガシンカを使用しても良い」の全てだった。そんな机上論スレスレのポケモンなんているわけ・・・




























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     いた。

 

   以下,サブロムで使用した構築とその解説です(前回の記事と重複する内容は省略)。

 

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バンギラス 性格:陽気

努力値:0-252-0-x-4-252 実数値:341-336-256-x-237-243→341-396-336-x-277-265

 

 実際,選出する機会は少なかったですが,このポケモンを構築に入れたことで月食ネクロズマが全く出てこなかったので,このポケモンにたどり着くことができて本当に良かったです。

 

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デオキシス 性格:無邪気
努力値:0-4-0-252-0-252 実数値:241-397-76-459-68-438

 

 先発ネクロズマと対面してガッツポーズしてドヤ顔で悪の波動を選択したら,ほとんどのプレイヤーは引いてきたので真顔になりました。サイコブーストは良く当ててくれました(マッシブーン統一に一回外した)。

 

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ジガルデ 性格:意地っ張り
努力値:12-244-0-x-0-252 実数値:360-326-278-x-226-289 (50%フォルム) →576-326-278-x-226-269 (パーフェクトフォルム)

 

 恐らくジメンZを使っていたのは自分だけだと思います。毒々を搭載していない人は,バルジーナブラッキー等の物理受けに簡単に受けられてしまいますが,そのことについてどう考えていたのでしょうか?

 

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フェローチェ 性格:無邪気
努力値:0-4-0-252-0-252 実数値:283-311-110-373-99-441

 

 この構築のMVP。気合玉は十数発選択して全て命中して,上述のマッシブーン統一に負け寸前のところで凍らせて逆転勝ちした(サイコブースト避けたし,冷凍パンチで凍らせてきたからまぁ。)最強の上振れポケモンでした。蜻蛉帰りは,カバルドンの欠伸の回避したり,デオキシスに打ってバンギラスで受けて特性の砂起こしで1ターンで潰したり(一回もデオキシスにマッチングしませんでしたが),ただ単に相手のポケモンの気合の襷を潰したり,フェローチェの気合の襷を守るために採用しました。エレキネットはギャラドスリザードン,相手のラス1に打って後続のジガルデやバンギラス等で択を発生させずに狩り取るために採用しました。

 

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テッカグヤ 性格:腕白
努力値:252-0-252-x-0-4 実数値:398-238-335-x-238-159

 

 特に語ることはないです。とても強かったです。

 

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マーシャドー 性格:陽気
努力値:0-252-4-x-0-252 実数値:321-349-197-x-216-383

 

 今大会は日食ネクロズマ(月食は言うまでもないですが)がウルトラバーストするかしないかの択とステルスロックの影響で多少動き辛さは感じましたが,強さはインターネット大会のシャドースチールの頃と変わらず健在でした。

 

基本選出1
デオキシス+テッカグヤ+ジガルデ

 

基本選出2

フェローチェ+テッカグヤ+ジガルデ

 

相手の構築によって,基本選出1・2にバンギラスマーシャドーを組み込みます。

 

苦手なポケモン・構築

ステルスロック+竜の舞と鉄壁搭載のメガボーマンダ(こちらのレートが1749で相手のレートが1829のときに当たって負けました)

マーシャドー統一(恥ずかしながら,為す術がなかったです)

身代わり搭載のジガルデ(今回は上手いジガルデ使いにマッチングしなかったので,助かりました)

 

成績

 

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(1戦選出画面時に原因不明の回線切れが発生しました。この場を借りてマッチングした方への謝罪を書かせて頂きます。申し訳ありませんでした。)

 

 

 

 最後に,記事を見て分からないことや疑問に思ったことがあれば,自分のTwitter(@keima1212ab)に気軽にリプを下さい。

 ここまで見て下さってありがとうございました。