Kohei's brain

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VGC2018 Report No.6 WCS2018 Day1 使用構築 「Kangaskhan+Volcarona」

 

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 WCS2018のDay1で使用した構築を紹介します。

 

構築経緯

  1.  f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144328p:plain f:id:Koheibrain:20190118144831p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118145333p:plain f:id:Koheibrain:20190118145553p:plain
     時期:2018年6月下旬~7月上旬
     PJCS2018でベスト16という成績を収めることができた6体でWCS2018に挑むことも考えていたが,第36回がにゅーオフで対戦したScarさんから,カプ・レヒレが重いと指摘されたことと,ひいあさん主催のオンラインのBO3 CupでBO3での勝率が悪かったことから,WCS2018に向けて新しい構築を作ると決意した。
     個人的に,WCSは自分の個性を出す最高の舞台であると考えており,6世代の頃から信じてきたガルーラは絶対に使いたいと思ったので,以上の6体から考察を開始した。



  2.  f:id:Koheibrain:20190118144831p:plain → f:id:Koheibrain:20190118144850p:plain or f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain
     時期:2018年7月上旬
     最初に,PJCS2018では活躍したが,この構築でずっと疑問を抱いていたヒードランの新たな枠について考えた。この枠に採用されるのは,PJCS2018が開催される前に,ウルガモスバンギラスの2体のどちらかに絞っていたので,それぞれの特徴を簡単に記述していく。

     まず,ウルガモスについて f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain

    長所 f:id:Koheibrain:20190118153237p:plain f:id:Koheibrain:20190118151935p:plain f:id:Koheibrain:20190118151918p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145553p:plain
    ヒードランと同じ炎タイプである。
    ・ 蝶の舞という強力な積み技を覚え,今まで苦しめられてきたカミツルギメタグロス,カプ・コケコ,ゲンガー等に強い。
    ギガドレインを覚えるので,カプ・レヒレトリトドンに強い。

    短所 f:id:Koheibrain:20190118151400p:plain f:id:Koheibrain:20190118151444p:plain f:id:Koheibrain:20190118154828p:plain f:id:Koheibrain:20190118152622p:plain f:id:Koheibrain:20190118153228p:plain
    ウルガモスにはできるだけ居座ってもらう前提で考えており,物理耐久が低いので,耐久に努力値を多めに振る必要があり,火力に努力値をあまり振ることができない
    ・ 今までヒードランが担ってきた炎技,エスパー技(サイコショック),飛行技(ボーマンダ)への耐性と打点の損失が厳しい。

     次に,バンギラスについて f:id:Koheibrain:20190118144850p:plain

    長所 f:id:Koheibrain:20190118154828p:plain f:id:Koheibrain:20190118151444p:plain f:id:Koheibrain:20190118151400p:plain f:id:Koheibrain:20190118151918p:plain f:id:Koheibrain:20190118152622p:plain
    炎技への耐性と強力な打点(リザードンガオガエンヒードラン)を始め,クレセリアやゲンガー,ボーマンダウツロイド等に強い。
    ・ 竜の舞を覚える。
    ・ 天候を書き換えることができる。
    メガシンカができるので,ガルーラを選出しなくても,選出したポケモン全体のパワーがあまり落ちない。

    短所 f:id:Koheibrain:20190118153237p:plain f:id:Koheibrain:20190118151935p:plain f:id:Koheibrain:20190129012449p:plain f:id:Koheibrain:20190118154440p:plain f:id:Koheibrain:20190118154206p:plain
    火力が威嚇によって簡単に阻害される。
    炎タイプが構築にいないのは不安(カミツルギメタグロス等の鋼タイプがさらに重くなり,モロバレルの処理も怪しくなる)。

     以上のことを踏まえて,やはり炎タイプの代わりは炎タイプでしか担えないと判断したため,ウルガモスを採用することを決めた。これを決めた背景として,同じ鹿児島勢であるぷりんさんがVGC2018ルールで長らくウルガモスを使用していたことがあり, 是非,教えを請いたいと考えた。
     ぷりんさんは,1試合にウルガモスは蝶の舞を2~3回以上使用するのが前提で,最終的にウルガモスがタイプ相性を無視して暴れられる環境をガルーラの猫騙しや霊獣ランドロスの威嚇を幾度となく使用して形成する戦い方ウルガモスを選出した際には常に目指していた。自分も積み技を搭載しているポケモンは,耐久があってこそだと考えているため,その考え方に賛同した。
     しかし,リザードンバンギラスボーマンダ等の明らかに蝶の舞による展開が難しいポケモン(信じ難い話ではありますが,霊獣ランドロスガオガエンは威嚇とピンチベリーによる回復,蝶の舞を複数回使用したギガトレインの回復でギリギリ繋ぐことができます)には選出できないという話も聞いたので,ウルガモスを動かしやすくする,または,ウルガモスを選出しなくても上記の長所に挙げられているポケモンへの対処ができるような新たなポケモンや配分,技の変更がWCS2018までに求められた。

  3.  f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118145429p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118152124p:plain
     時期:2018年7月中旬
     まず,ウルガモスは霰以外の天候絡みの構築に不利を取るので,それらの構築に圧力をかけられるジャラランガを考えた。極端な話ではあるが,天候絡みの構築に強く,Z技を使用した後も大きな圧力をかけ続けられるジャラランガZ持ちのジャラランガは,個人的にヒードランの上位互換だと考えていた。 (※)

    (※)
     このような考えに至った経緯として,「WCS2018 Report No.1」でも記述しているが,ガルーラ構築によく組み込まれるサポート型のクレセリアに対する評価が低かったからである。自分は,7世代のガルーラを少し火力の高いサポート役と解釈しており,ガルーラとサポート型のクレセリアの2体を選出に組み込むことに非常に抵抗を感じた。ガルーラ構築の取り巻きのポケモンは,カプ・レヒレヒードランランドロス等の基本的に全体技で相手のポケモンのHPを削ることが主であり,これらのポケモンメガリザードンYカビゴン等の試合を決定付ける絶対的な火力を所持しているとは言えない。しかし,ガルーラとサポート型のクレセリアの火力の低さが故に,残りの2体に相手が選出したポケモン4体全ての削りを基本的に任せることになるので,高度なプレイングが常に要求される。つまり,このようなプレイングを行う自信が自分にはなかった(サポート型のクレセリア入りのガルーラ構築で勝てる人は,プレイングが上手いので,尊敬できる)ので,取り巻きのポケモン5体全てのパワー(圧力)がガルーラを上回る(言い換えると,ガルーラのパワーが一番弱くなる)構築をVGC2018では常に目指していた。そして,ヒードランはサポート型のクレセリアと組み合わせることで最大限のパフォーマンスを発揮できると考えているので,VGC2018シーズンの中盤からヒードランに対しての評価が低くなったのはこのことが原因だと考えている。



     しかし,ジャラランガを採用すると,カプ・レヒレの特性のミストメーカーとアンチシナジーになるため,相手のカプ・レヒレミストフィールドを書き換えることと,迅速に処理することの2点からカプ・レヒレの代わりにカプ・コケコを採用した。
     そして,2より霊獣ランドロスウルガモスが苦手な霊獣ランドロスガオガエンボーマンダを迅速に処理するためには特殊型しか考えが及ばなかったため,PJCS2018で使用した個体をそのまま採用して,残り1体のところで行き詰まった(PJCS2018で使用したトリックルーム構築に強い身代わり搭載のギルガルドを採用してしまうと,リザードン構築に弱くなってしまうが,ギルガルドを採用しないとトリックルーム構築に対して怪しい)ので,再びぷりんさんに相談した。

  4.  vs f:id:Koheibrain:20190118151400p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118151444p:plain   vs f:id:Koheibrain:20190118151918p:plain f:id:Koheibrain:20190118151444p:plain f:id:Koheibrain:20190118145553p:plain f:id:Koheibrain:20190118151935p:plain
     時期:2018年7月中旬~下旬
     ぷりんさんに相談してみたところ,一時期はガルーラ+ウルガモス+ジャラランガを考えていたそうだ(ジャラランガを思いついた当時の自分は,大発見をしたかのように興奮していましたが,そもそもウルガモスを真剣に考察した人なら,誰でも最初にジャラランガは思いつきますよね・・・)。
     では,なぜジャラランガを候補から外したかを聞いてみたところ,世界大会で優勝したPaul Ruizさんやベスト4に輝いたベテさんも使用されていたボーマンダ+カプ・コケコ+ガオガエンの構築が厳しいので,次第にガルーラ構築にカプ・レヒレが必要であると考え始め,ジャラランガが構築から外れてしまったとおっしゃっていた。確かに,ぷりんさんのWCS2018の環境が予測できていたかのような意見が間違っている訳がないと分かってはいながらも,自分はジャラランガをもう少し考えてみることにした。なぜなら,WCS2018でカプ・レヒレを使用したくなかったからである。
     これは自分のプレイングの問題でもあるが,VGC2018で長らくカプ・レヒレを使用してみて,相手のカミツルギやゲンガー,カプ・コケコに対して窮屈な立ち回りを強いられていた印象が強くある。また,PJCS2018終了後に増え始めたゲンガー+I(Incineroar:ガオガエン)F(Tapu Fini:カプ・レヒレ)K(Kartana:カミツルギ)がWCSでも多いと予測していたことも上記の考えに至った要因であった。

  5.  f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118145429p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118152237p:plain
     時期:2018年7月下旬
     ガルーラ+ウルガモス+ジャラランガを考える上で,ひいあさん主催のオンラインのBO3 Cupで対戦したライジングさんの構築(ガルーラ,ウルガモスジャラランガ,霊獣ランドロス,カプ・コケコ,ミロカロス)に注目した。この構築は,ミロカロス以外は持ち物や型は除いて,自分が考えた並びと同じだった。まだ,特性が威嚇のガオガエンが未解禁の環境での構築ではあったが,常にガルーラ+ウルガモスの構築を考える上での核となっていたので,非常に感謝している。
     まず,ライジングさんも採用されていたミロカロスについて考えてみた。特性が威嚇のガオガエンが未解禁の環境でも,当時のWCSレートでライジングさんが1位に到達されていた(そのときは少し違う構築でしたが)ので,ガオガエンの使用率が1位の現環境では,さらに猛威を奮うのではないかと考えたからである。
     以前の自分の記事で,カプ系に不利を取ることを理由にミロカロスを構築に組みこみ辛いと記述していたこともあり,ミロカロスを凍える風と自己再生で詰めていく耐久型で扱うよりは特性の勝ち気を存分に生かした攻撃型で扱う方が自分には適していると考えた。このことより,ミロカロスにビビリ玉を持たせて努力値をCとSに振り切ったことで,ぷりんさんが懸念されていたガルーラ+ウルガモス+ジャラランガが不利であったボーマンダ+カプ・コケコ+ガオガエンの構築に5分以上の相性に持ち込むことができ,全ての課題が解決したかのように思われたが,以上の6体で試運転をしてみたところ,後に肝心なことを見落としていることに気付く。
     ここまで読んで下さったほとんどの方がお気付きになられたかと思うが,トリックルーム構築への対応がほぼ皆無である。個人的な考えやプレイングスタイルから,原案の霊獣ランドロスの突撃チョッキを拘りスカーフに,耐久型のミロカロスを攻撃型に変更したことが大きく響いた。流石に,「トリックルーム構築にマッチングしなければ良い」といった無茶苦茶なことは考えたくないため,ボーマンダ+カプ・コケコ+ガオガエンに強いミロカロス以外のポケモンを探す必要があると考えた(3より他のポケモンは外すことができない)。

  6.  f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118145429p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118152508p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118152622p:plain
     時期:2018年7月下旬~8月上旬
     ウルガモスは癖が強く,扱うことが難しいポケモンなので,ウルガモスを使用した構築記事は非常に参考になることが多い。その中で,シャンディさんの構築(カメックスカミツルギウルガモスウツロイドクレセリア,霊獣ランドロス)ウツロイドに注目した。ボーマンダ+カプ・コケコ+ガオガエンに対して,攻撃面ではパワージェムとヘドロ爆弾,耐久面では特殊耐久の高さや耐性の優秀さ(流石に,地面技は考慮していないです・・・)が光る。また,トリックルーム構築に対して,ウツロイドトリックルームを覚えるので,最低限の抵抗ができ,何より一番の課題であったリザードンに非常に強いことが大いに評価できる。
     原案は拘り眼鏡(パワージェムでH179D142メガボーマンダやH200D129ガオガエンが高乱数,ヘドロ爆弾でH177D150カプ・レヒレが確定,サイコショックでH167B100メガゲンガーが高乱数)を持たせていて非常に魅力的であったが,上記より,気合いの襷持ちのトリックルーム搭載型で採用して再び試運転をしてみたが,これもある問題が引っかかってしまう。
     それはクレセリアが重いことである。ウルガモスウツロイドの物理耐久の低さは,霊獣ランドロスの特性の威嚇でなるべくカバーしていたつもりではあったが,それを嘲笑うかのようにクレセリアサイコショックという解答を両者に突き出す。また,ガルーラ,カプ・コケコ,霊獣ランドロスジャラランガの4体全てクレセリアに対して不利を取ってしまうので,完成度の高いウルガモスの構築を作ることはそう簡単ではないという現実を突きつけられ,この時,挫折を経験し,途方に暮れてしまう(おそらくシャンディさんの構築は,メガシンカ枠にカメックスを採用したことで,ウルガモスウツロイドの強さをさらに引き立てることができたのだと思います)。

  7.  f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain f:id:Koheibrain:20190118152124p:plain
     時期:2018年8月上旬~中旬
     ここで,ようやくジャラランガを諦めることにした。そして,再びウルガモスを使用した構築記事を探して熟読し始めた。その中で,バクさんの構築(ガルーラ,ウルガモス,カプ・コケコ,霊獣ランドロスマリルリテッカグヤ)が自分の目に止まった。バクさんの構築記事が公開された当時(2018年2月頃),自分のガルーラ構築は,ライボルト+ゴチルゼル構築やカプ・コケコに苦しめられていたので,それらに有効な腹太鼓搭載のマリルリに非常に興味を抱いた。しかし,当時の構築は,カプ・レヒレを採用していたため,タイプ被りが気になって採用には至らなかったが,カプ・レヒレが構築から抜けたことでマリルリを採用することに決めた。
     マリルリは,この構築で求めていたリザードン構築の崩し」,「ミロカロスを使用していた頃にガルーラ構築に必須級だと考えていた高火力のフェアリー技の所持」,「トリックルーム(特にクレセリア)構築に対する圧力」,「特性が威嚇のポケモンへの強さ」を全て兼ね備えており,環境の初期段階でのバクさんの考察力の高さに圧倒された。

  8.  vs f:id:Koheibrain:20190118153228p:plain f:id:Koheibrain:20190118153237p:plain   vs f:id:Koheibrain:20190118151444p:plain
     時期:2018年8月中旬
     最後の1枠は,ここまでで重いカプ・テテフ+メタグロス構築に強いポケモン(カプ・テテフ+メタグロス構築に対して,こちらの選出は,先発のガルーラと後発のカプ・コケコは確定,霊獣ランドロスマリルリのどちらか1体は確定なので,これらのポケモンは高火力のエスパー技を受けることができない)が求められる(ウルガモスは上からの思念の頭突きやエスパーZでプランが崩れるので,基本的に選出しない)
     まず,考えたのは1月INCで多くの勝利を積み上げることができた要因となった瞑想搭載のクレセリアだった。あらゆる構築に対して,能力上昇と数値の高さで誤魔化しを図り,考察不足を打開しようと考えていた。しかし,オンラインのBO3 Cupでガオガエンオニシズクモから毒々を打たれて,BO3という幅広い戦略が繰り広げられる対戦では,少しの甘えも見逃してくれないのだと思い知らされた(あと,単純にガオガエンが重い)。
     当時の自分には,瞑想搭載のクレセリアが最後の頼みの綱だったので,瞑想搭載のクレセリアの行動回数を増やすために,ウルガモスをジメンZ持ちヒードランに変えたり,ガオガエンにまでも手を出しかけたりという,今までの努力を破棄した博打も一時期考えたが,やっぱりしっくりこない。「念願のWCSをまさかの中途半端な構築で挑まないといけない」という不安と焦りが日が経つ毎に増加していく。

  9.  f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain
     時期:2018年8月21日~23日(出国当日)
     「あれでもない,これでもない」と考えていくうちに,出国まであと2日になってしまった。最後の望みを賭けて,ウルガモスを使用した構築記事を隈無く調べた。ここで,最後の1枠に求める条件をおさらいする(持ち物の有無は問わない)。 

    9-1 vs f:id:Koheibrain:20190118153228p:plain f:id:Koheibrain:20190118153237p:plain f:id:Koheibrain:20190118153708p:plain
     エスパー技に耐性があり,できればカプ・テテフ+メタグロス構築に強い。

    9-2 vs f:id:Koheibrain:20190118151444p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118155016p:plain
     ガルーラ構築に繰り出されやすいガオガエンランドロスボーマンダの繰り出しを抑制(躊躇)させられる。

    9-3 vs f:id:Koheibrain:20190118151918p:plain
     滅びの歌搭載のゲンガーに負けるのが嫌だったため,ゲンガーに強いまたは特性の影踏みから逃げられる。

    9-4 vs f:id:Koheibrain:20190118152622p:plain f:id:Koheibrain:20190118154156p:plain f:id:Koheibrain:20190118154206p:plain f:id:Koheibrain:20190118154221p:plain
     クレセリアを始めとしたトリックルームを覚えるポケモンに強い。

    9-5 vs f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118154440p:plain f:id:Koheibrain:20190118145553p:plain f:id:Koheibrain:20190118154450p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain
     フェアリータイプと殴り合うことができる。

    9-6 vs f:id:Koheibrain:20190118154828p:plain f:id:Koheibrain:20190118144850p:plain f:id:Koheibrain:20190118154843p:plain
     リザードンペリッパー等の天候系統の構築に何かしらの抵抗ができる。

    9-7 置物になり辛い(いるだけで相手にプレッシャーをかけられる)。

     自分が求めていた役割は,最低でも以上の7点(今後は,自分の構築力を上げて最後の1体が担う役割をできるだけ減らしていきたいですね)。ジャラランガウツロイド,瞑想搭載のクレセリアもだいたいの要素は満たしていたが,全ての要素を満たすことができなかった(流石にそのようなポケモンがいたら,出来過ぎだと思っていた)。
     しかし,諦めずに探し続けた結果,せぱるさんの構築(プテラウルガモス,カプ・コケコ,キリキザンカポエラートリトドン)記事を拝見した瞬間,この構築の最後の1枠はキリキザンであることを知り,今まで点でバラバラであった1つ1つの小さな努力が一気に1つの直線に結び,やっと報われたと感じ,安堵した。

 

以下,使用した構築とその解説です。

 

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ガルーラ

性格:陽気

実数値:181-147-100-x-100-156→181-177-120-x-120-167

努力値:4-252-0-0-0-252

特性:肝っ玉→親子愛

持ち物:ガルーラナイト

技構成:捨て身タックル 蹴手繰り 冷凍パンチ 猫騙

 

配分の理由

A:捨て身タックルを採用していることと火力を削りたくないため,振り切り。

S:カプ・テテフメガバシャーモ,霊獣ランドロスに抜かれたくないこととメガリザードンに同速勝負を仕掛けられることを評価して最速。

 

ガルーラナイト:ガルーラがメガシンカするために必要。

 

肝っ玉:メガシンカする前にゲンガーやミミッキュ等のゴーストタイプの行動を猫騙しで止めたり,捨て身タックルでダメージを与えたりできるため。

 

捨て身タックル:恩返し(八つ当たり)だとメガバシャーモに耐えられてしまうため。

蹴手繰り:ドレインパンチだと役割対象のガルーラやバンギラスカビゴン等に入るダメージがあまり期待できない。裏を返せば,これらのポケモンに大きなダメージを与えることがこのポケモンの役割でもある。

冷凍パンチ:ひいあさん主催のオンラインのBO3 Cupで対戦したライジングさんも採用されていた技。ウルガモスの苦手な霊獣ランドロスボーマンダに対する強力な打点であり,追加効果も非常に優秀。キリキザンのお蔭で,不意打ちを切ることができた(もちろん,欲しい場面もありますが)。

猫騙し:このポケモンの最大の採用理由。

 

 冷凍パンチを搭載したことで,ウルガモスやカプ・コケコがさらに動きやすくなったので,ライジングさんには感謝しています。
 WCS2018では,自分の力不足で恩を仇で返すような結果となってしまい,この色違いの個体を提供して下さったケースィ。さんには大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 自分をここまで連れてきてくれて本当にありがとう!!

 

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マリルリ

性格:意地っ張り

実数値:204-112-101-x-103-71

努力値:228-252-4-x-20-4

特性:力持ち

持ち物:オボンの実

技構成:じゃれつく アクアジェット 腹太鼓 守る

 

配分の理由

H:腹太鼓使用後すぐにオボンの実が発動できる2n。
A:主に霊獣ランドロスやカプ・コケコ,ウツロイドに対して,できるだけアクアジェットのダメージが欲しいため。

D:ダウンロード意識。

S:最遅カプ・ブルル(72)抜かれ(バクさんの記事を参考にしました)。

 

意地っ張り:ミラーや挑発搭載のゴチルゼル(挑発を搭載していて,S実数値71以上のゴチルゼルは存在しないと考えている)意識。

 

オボンの実:腹太鼓で削れたHPを回復したり,腹太鼓の使用機会を増やすため。

 

力持ち:腹太鼓を使用しなくても強力な打点が欲しいため。

 

じゃれつく:ボーマンダ,カプ系統,バンギラスジャラランガ等に対して。トリックルーム状態での強力な打点でもある。恩返し(八つ当たり)や叩き落とすは腹太鼓の使用が前提のため不採用。

アクアジェット:腹太鼓による能力上昇の恩恵を大いに受けられる技。腹太鼓を使用しなくても,削りや詰めの場面での使用機会が多い。

腹太鼓:このポケモンの最大の採用理由。

守る:自分や相手による猫騙しのターン稼ぎや腹太鼓+アクアジェットの強力さ故に,集中攻撃を受けやすいため。

 

 自分は構築を考えるとき,ミラー(ここでは,同じメガシンカ枠)には絶対に負けないように組んでいくことが多いですが,この構築は,このポケモンを採用するまで,ミラーに対して勝率が5分程度でした。

 このポケモンを採用してから,ミラーはもちろん,あらゆる構築に対して,劣勢な状況を腹太鼓で覆せる場面が増えたので,バクさんには感謝しています。

 

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キリキザン

性格:意地っ張り

実数値:141-194-120-x-90-122

努力値:4-252-0-x-0-252

特性:負けん気

持ち物:気合いの襷

技構成:アイアンヘッド 叩き落とす 不意打ち 守る

 

配分の理由

A:主にカプ・コケコに対して,できるだけ不意打ちのダメージが欲しいため(詳しくは後述)。

S:準速ペリッパー(117)まで抜くのなら,準速の方が良いため。

 

気合いの襷:特性の威嚇が飛び交う環境で,特性が負けん気であるこのポケモンを相手は迅速に処理したいと考えているため。7世代での不意打ちの威力の低下と耐久振りの霊獣ランドロスの増加により,命の珠の恩恵は少ないと判断した。

 

負けん気:このポケモンの最大の採用理由。特性が威嚇のポケモンの繰り出しを抑制(躊躇)させて,相手のプランを崩すため。凍える風やムーンフォース等の能力下降でも発動できるのが大きい。

 

アイアンヘッド:フェアリータイプ,バンギラスウツロイドに対して。追加効果も優秀。

叩き落とす:高確率で威力上昇の条件を満たす汎用性の高い技。また,持ち物を失わせることで,相手のプランを崩し,ゲームメイクがしやすいため,BO3において非常に優秀

不意打ち:特性の負けん気による能力上昇の恩恵を大いに受けられる技。ガルーラの冷凍パンチの採用に大きく貢献。

守る:マリルリと同様,集中攻撃を受けやすいため。

 

 どのポケモンと並べても,隣のポケモンの強さを存分に引き立てられる殴れるサポート役だと考えています。このポケモンのお蔭で,ゲンガーやメタグロス構築への相性が一気に逆転したので,せぱるさんには感謝しています。

 

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ウルガモス

性格:臆病

実数値:189-x-104-156-130-145

努力値:228-x-148-4-36-92

特性:炎の体

持ち物:マゴの実

技構成:炎の舞 ギガドレイン 蝶の舞 守る

 

配分の理由

H:マゴの実を持たせている関係上,4nが望ましいが,岩雪崩やパワージェム等の4倍ダメージを意識して4n+1(そもそもウルガモスにカプZが飛んでくるのは考えにくい)。

B:A197の霊獣ランドロスのダブルダメージ補正の岩雪崩を15/16で耐える(WCS2018で性格が意地っ張りの霊獣ランドロスは存在してもA216まで努力値を振り切ることはないと考えたため)。

D:エレキフィールド補正のC141のカプ・コケコの10万ボルトZを15/16で耐える(C147は5/16。努力値の関係上,断念)。

S:準速霊獣ランドロス(143)+2(S146が望ましいが,努力値の関係上,断念)。

 

臆病:1試合に蝶の舞を2~3回以上使用するのが前提のため,火力補正の有無は誤差であると考えたため(構築経緯の3より)。また,火力に努力値を回す程の余裕がなかったため。

 

マゴの実:序盤の火力のギガドレインでは回復が間に合わないため。この持ち物により,選出したほとんどの試合で蝶の舞の2~3回以上の使用が可能である。

 

炎の体:特にメタグロスカミツルギの直接攻撃に触れる機会が多いため。相手の直接攻撃でのウルガモスからの交代読みを抑制(躊躇)させられる。

 

炎の舞:原案は火炎放射だったが,炎技を読まれて受け出されたディスアドバンテージを50%という高い確率で取り返せるため。火炎放射で使用していた時に,能力上昇の技が蝶の舞のみであったため,能力上昇するには,相手のポケモンをフリーにしなければならないということが気になった。実は,C+1でも,H179D144のメガメタグロス(エレキフィールド補正のC147カプ・コケコの10万ボルトZを確定耐え)に確定で耐えられてしまうが(もちろん,H155D130なら確定で倒せる),蝶の舞を1回積まれたのだから,相手は確実に倒されると思ってほしい(懇願)。

ギガドレイン:主にカプ・レヒレトリトドンに対して。蝶の舞を複数回使用した後は,長居させるために,タイプ相性が半減のポケモンにも打つことがある。

蝶の舞:このポケモンの最大の採用理由。特殊耐久も上昇するのは,使用している側からしても壊れだと思う。

守る:主に,ガルーラの猫騙しや霊獣ランドロスの特性の威嚇に合わせて,蝶の舞を積むプランなので,必須級の技。

 

 この構築のコンセプト。他のポケモンウルガモスの障害を出来るだけ取り除いたつもりでしたが,ボーマンダリザードン,雨構築に多くマッチングしてしまい(6/9),活躍させてあげられなかったのは申し訳なかったです(だからこそ,Day2に進みたかった)。

 今回は不甲斐ない結果ではありましたが,ウルガモスのために費やした時間は,決して無駄ではないと思っているので,今後,どこかで結果を残してそれを証明したいです。

 

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ランドロス(霊獣フォルム)

性格:おっとり

実数値:165-166-99-171-101-143

努力値:4-4-0-244-4-252

特性:威嚇

持ち物:拘りスカーフ

技構成:大地の力 ヘドロ爆弾 馬鹿力 めざめるパワー(氷)

 

配分の理由

てるるんさんの配分を拝借しました。ありがとうございました。

D:C172霊獣ランドロスのめざめるパワー(氷)を7/16で耐える。

C:めざめるパワー(氷)でH164D101(C182カプ・テテフのサイコフィールド補正サイコキネシス確定耐え)の霊獣ランドロスを11/16で1発。

S:ミラー意識。

 

おっとり:馬鹿力の火力が欲しかったことと霊獣ランドロスをガルーラと並べてもダウンロードでAが上がるようにしたかったため。

 

拘りスカーフ:カプ・コケコやメガゲンガー,拘りスカーフを持ったカプ・ブルル等に対して先制したいため。

 

威嚇:この特性しか使用できないため。霊獣ランドロスカプ・テテフの持ち物の判別ができる可能性がある。

 

大地の力:メインウエポン。地震と違って「味方を巻き込まない」,「威嚇で誤魔化されない」,「グラスフィールドで誤魔化されない」の以上3点が大変優秀。

ヘドロ爆弾:主にフェアリータイプに対して。相手のカプ・ブルルへの安易な交代を許さない。

馬鹿力:メガガルーラポリゴン2バンギラス等に対しての最高打点。

めざめるパワー(氷):ミラーやメガボーマンダに対して。

 

 PJCS2018でも使用した「安心と信頼のケンタランドロス」。炎枠がウルガモスであることから,リザードンを一撃で倒せるストーンエッジを採用するかしないか迷いましたが,ガルーラミラーやバンギラスに対しての勝率を少しでも上げるために,技の変更は行いませんでした(リザードンは霊獣ランドロスに対して,守る等で様子見をすることが多いので,ストーンエッジを採用したとしても不毛な択が発生する)。

 BO3では,拘りスカーフを持たせた霊獣ランドロスは少ないということを聞いていたので,ミラー対面で積極的にめざめるパワーを選択しましたが,相手の霊獣ランドロスも拘りスカーフを持たせていた対戦が3回あったので,自分だけ違う世界に放り込まれたのですかね・・・?

 

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カプ・コケコ

性格:臆病

実数値:149-x-106-142-97-200 

努力値:28-x-4-212-12-252

特性:エレキメーカー

持ち物:デンキZ

技構成:10万ボルト マジカルシャイン 瞑想 守る

 

配分の理由

パメラさんの配分を拝借しました。ありがとうございました。

B:フィールド補正無しのA200のカプ・ブルルウッドハンマーを15/16で耐える。

D:C+1のC154のカプ・レヒレムーンフォースを15/16で耐える。

S:相手のカプ・コケコやメガゲンガー等に50%以上の確率で先に動きたいため,最速。

 

デンキZ:ウルガモスマリルリ,霊獣ランドロスが厄介な高耐久の水タイプ(カプ・レヒレミロカロススイクン等)をフィールド補正が無くても1撃で倒したいため。この持ち物を持っているだけで,相手にかける圧力がかなり大きくなる。

 

エレキメーカー:この特性しか使用できないため。霊獣ランドロスカプ・テテフカプ・ブルル等の拘りスカーフの所持の有無を判別することができる。また,カプ・テテフのサイコフィールドを塗り替えて,ガルーラやマリルリキリキザンの先制技を通すことができたり,この構築で厄介なモロバレルのキノコの胞子による催眠を防ぐことができる。

 

10万ボルト:Z技のベース。瞑想も搭載していることから,命中不安定な雷は不採用。

マジカルシャイン:素の火力では,ダブルダメージということもあり,積極的に採用したいと言えない技ではあるが,こちらも瞑想を搭載していることより採用。ガルーラに冷凍パンチを搭載しているので,めざめるパワー(氷)は不採用。

瞑想:本来の圧力の大きさとガルーラの猫騙しにより,使用機会が多いため。特にBO3では,Z技と瞑想の択に相手を悩ますことができるので大変優秀。

守る:ウルガモスと同様,ガルーラの猫騙しや霊獣ランドロスの特性の威嚇に合わせて,プランを組み立てていくため。

 

 リザードンカプ・レヒレの処理やサイコフィールドの書き換え,この構築唯一のZ枠等のとても重要な役割を持っているポケモン。ただ,単体性能が高い故に,メタも激しいので,「Z枠だから」と言って無理に選出すると,置物になってしまうこともあるので,2018 International Challenge JanuaryやJuneでの「カプ・コケコの他に,もう1体Zクリスタルを持たせた方が良い。」という実体験を思い起こせなかったことを後悔しています。


 

選出(前2体が先発,後2体が後発)

 

基本選出

A f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain +@1

B f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain +@1

C f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain (f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain or f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain or f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain) ※()から2体


 多数のベクトルの強力な積み技を1つの構築に取り入れることで,相手に的を絞らせないことが狙い。積み展開の組み合わせは軽く10通りは超えるので,基本的に初見殺しが通用しないBO3だが,この構築はBO3でも初見殺しで試合を終わらせることも可能である。

 

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A f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain (f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain or f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain)

B f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain (f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain or f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain)

 

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A f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain

B f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain (f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain or  f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain) f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain +@1


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A f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain +@1

B f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain +@1

 

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A f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain (f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain or f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain)

B f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain (f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain or f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain)


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A f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain (f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain or f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain)

B f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain (f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain or f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain)


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成績(対戦レポートは,また次の機会に)

WCS2018 Day1 4-5

 

事前のDay1突破計画

 

 以上,運の下振れも考慮して,ギリギリ(2敗は許容範囲)での突破を計画。しかし,当日の9ラウンドでの開催の発表でいきなり出鼻をくじかれた。


R1 LOSE (✖✖-)

vs Alban Badin[FR] TN:Megathron Twitter:@the_megathron

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Game1 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118151400p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118151444p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain


Game2 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain f:id:Koheibrain:20190129012449p:plain f:id:Koheibrain:20190118151400p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain

 

R2 WIN (〇〇ー)

vs Filipe Azevedo[PT] TN:Filipe

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Game1 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118154843p:plain f:id:Koheibrain:20190129022512p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190129022611p:plain



Game2 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118154843p:plain f:id:Koheibrain:20190129022512p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190129022611p:plain


R3 LOSE (✖✖ー)

vs Gary Qian[US] TN:Takami♪Chika Twitter:@ZygardeAwaken

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Game1 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190129022512p:plain f:id:Koheibrain:20190118154843p:plain f:id:Koheibrain:20190129012557p:plain


Game2 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118154843p:plain f:id:Koheibrain:20190129022512p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190129012557p:plain


R4 WIN (〇〇ー)

vs Francisco Alca Chacon[PE] TN:Falcon

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Game1 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118154828p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118153228p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain

 

Game2 f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118154828p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118153228p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain


R5 WIN (〇〇ー)

vs Henry Rich[AU] TN:Hobbit

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Game1 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190129221856p:plain f:id:Koheibrain:20190118151935p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain


Game2 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118154450p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118151935p:plain f:id:Koheibrain:20190129221856p:plain

 

R6 LOSE (✖✖ー)

vs Alberto Hernández[ES] TN:DRATH Twitter:@VallaPokemon

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Game1 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118151935p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118145553p:plain


Game2 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118145553p:plain f:id:Koheibrain:20190118151935p:plain


R7 LOSE (✖〇✖)

vs Kevin Swastek[US] TN:kswas:p Twitter:@kswas17

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Game1 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118154828p:plain f:id:Koheibrain:20190118152508p:plain f:id:Koheibrain:20190118151935p:plain f:id:Koheibrain:20190118153228p:plain

 

Game2 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118154828p:plain f:id:Koheibrain:20190129223217p:plain f:id:Koheibrain:20190118153228p:plain f:id:Koheibrain:20190118152508p:plain

 

Game3 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118154828p:plain f:id:Koheibrain:20190118152508p:plain f:id:Koheibrain:20190118153228p:plain f:id:Koheibrain:20190118151935p:plain


R8 WIN (〇〇ー)

vs SANDY MARTINEZ[US] TN:not SandyVGC

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Game1 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118153237p:plain f:id:Koheibrain:20190129224059p:plain f:id:Koheibrain:20190118154221p:plain


Game2 f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118145519p:plain f:id:Koheibrain:20190118153237p:plain f:id:Koheibrain:20190118151444p:plain f:id:Koheibrain:20190118154221p:plain
 

R9 LOSE (〇✖✖)

vs Estban Molina Avila[CR] TN:MolinaVGC

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Game1 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118151918p:plain f:id:Koheibrain:20190118151444p:plain f:id:Koheibrain:20190118145429p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain


Game2 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118144954p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118154440p:plain f:id:Koheibrain:20190118145429p:plain f:id:Koheibrain:20190118151444p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain

 

Game3 f:id:Koheibrain:20190118144106p:plain f:id:Koheibrain:20190118153414p:plain f:id:Koheibrain:20190118145203p:plain f:id:Koheibrain:20190118153013p:plain vs f:id:Koheibrain:20190118151918p:plain f:id:Koheibrain:20190118151444p:plain f:id:Koheibrain:20190118145429p:plain f:id:Koheibrain:20190129224950p:plain

感想

  •   ギリギリに構築が完成したこともあり,BO3の練習不足が響いた(ストレート負けが多すぎる)
  •  運要素でプランが崩れた後の択が弱い(いまだに,解決できていない)。
  •  ウルガモスが悠長に積んでいる余裕がないように思えた(出来れば,1舞で爆発的な火力が欲しい)。
  •  マッチング運に見放された(「WCSはマッチングゲーである」ことの真偽を確かめたいので,WCS2019に出場したい)。

 

後日談

 WCS2018 Day3の夜,バルドルさんやSNOWさん,ベテさんたちと海外の選手が宿泊しているホテルに遊びに行きました。最上階のラウンジにはWCS2013チャンピオンのArash OmmatiさんやWCS2014チャンピオンのSejun Parkさん,WCS2018ベスト16のMelvin Kehさんを始めとした,そうそうたる面々がいらっしゃいました。

 自分は,同じくウルガモスを使用してWCS2018でベスト8に輝いたArashさんと話がしたいと思い,慣れない英語で「日本から来たコウヘイという者です。自分はガルーラ構築にウルガモス使用しました。」と挨拶すると,恐らく今後一生忘れられない言葉がArashさんの口から発せられました。

 「ガルーラ+ウルガモス? ああ,もしかしたらカプ・コケコとマリルリも採用しているのかな? あの構築強いよね! なんで,Day2に行けなかったの?」

 この言葉を聞いて,WCS2018での環境読みや構築の選択は間違ってはいなく,何度も試行錯誤を重ねた努力は無駄ではなかったと理解したと同時に,敗退の理由が自分の力不足であることを改めて突きつけられて,肩を落としました。この言葉をバネにして,Arashさんを驚かすためにも,まずはWCS2019に出場しなければならないと決意し,サインを頂いてホテルを後にしました(この日,自分はArashさんのファンになりました)。

 

 最後に,この構築は,構築経緯からお分かりの通り,自分一人では絶対に辿り着くことが出来なかった沢山の方々の知恵の結晶で,その多大なる感謝を結果として代える気持ちが強かったので,不甲斐ない結果を残してしまい,いつも以上に,関わって下さった方々に対して,申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 VGC2019では,皆さんの期待に応えられるように,さらに努力して参りますので,こんな自分でよろしければ,応援して頂けると大変ありがたいです。

 

 ここまで見て下さってありがとうございました。