Kohei's brain

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ORASリーグシーズン10総合最終8位達成 シングル(最終2047) 「クレッフィバナロトムinカバルカイリュー」構築

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 シーズン10のシングルで使用したPTを紹介します。

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クレッフィ@食べ残し 性格:穏やか 特性:悪戯心

努力値:228-0-60-x-188-28 (余り4) 実数値:161-76-119-x-144-99 (A0個体)

技:威張る 身代わり イカサマ 鉄壁電磁浮遊(シーズン16から)

 

 ほとんどのポケモンに50%の勝負を仕掛けることが出来る最凶であり自分にとって救世主であるポケモン

 電磁波ではなくて「鉄壁」を採用した理由は3つあります。

 1つ目はロトムフシギバナの邪魔をしないことです(詳しくはそのポケモンの個別解説で)。

 2つ目が一番重要なことで、この個体はシーズン2から愛用しているのでシングルレートにおけるクレッフィについては非常に熟知しているつもりです。そういうこともあって、この枠がいばみがテンプレクレッフィ(威張る 身代わり イカサマ 電磁波)ならば、このPTでレート2000を超えることはなかったと思っています。なぜなら、いばみがテンプレクレッフィではキノガッサローブシンハッサム等の突破が50%で不安定であることと、相手のいばみがテンプレクレッフィに対して身代わり1回分以上のHPの自分のクレッフィがイカサマまたは身代わりを読んで後投げしても勝てる保証がないということです。そもそも、クレッフィミラーの想定は分からなくもないが、何でクレッフィキノガッサローブシンハッサムを想定する必要があるのかと思う人がいるかもしれません。自分のPTは結構特殊で相手のPTにキノガッサまたはローブシンがいる時点でカバルカイリュー選出の可能性が95%で消えます(残りの5%は相手のPTがクレッフィバナロトム選出では辛いので、仕方なくそれらのポケモンを選出しない1点読みという苦し紛れの選出でしたが、一回その選出をしてポイズンヒールのキノガッサにやられたので2度と選出しないかもしれません)。そして、それらを止められるのはいばみがテンプレクレッフィを使用しているとフシギバナしかいないのでフシギバナの負担が大きくなってしまいます。さらに、ハッサムに関してはクレッフィバナロトム選出で安定して止められるポケモンがいません(カバルカイリュー選出だとハッサムと共にその選出で苦手なポケモン(ラティオス等)と一緒に選出される確率が高いため)。これらの問題を両方解決出来るポケモンは何かと考えたときに「鉄壁」クレッフィが浮かんだわけです。実際、ダメージ計算をしてみるとB+2身代わりでA特化拘りハチマキテクニシャンのキノガッサマッハパンチでも確定2発、A特化メガハッサムバレットパンチを確定2発なのでそれらのポケモンには初手鉄壁から入って身代わりをしていばサマをしていきます。ただ、B+2身代わりでも高乱数または確定で壊される命の珠や拘りハチマキテクニシャンのハッサムとチョッキローブシンには鉄壁を2回積む必要があります(ここで注意することは、叩き落とすをされる危険性であり、積む前に身代わりをして防ぐ択がどうしても発生してしまうのは仕方がないです)。また、クレッフィに対してはB+6でイカサマが3~4ダメージなので上を取っていれば100%勝てます(いばみがテンプレクレッフィ努力値はBに振っていないことが多く、イカサマで身代わりが3~4発で壊れるので食べ残しの回復量がいずれ追いつかなくなるのでTODで勝ちですというかTODでしか勝てません)。

 3つ目は、半ば強引ですが火傷状態のA特化メガガルーラ地震をB+4身代わりが確定で耐えて、まさかのクレッフィメガガルーラを突破することが出来ます(苦し紛れのやり方なのでグロウパンチや大文字搭載型は諦めましょう)。

 上述の通り、どうしようもないときは仕方がないですが、自分のクレッフィは身代わりや鉄壁、耐性を利用して威張るの試行回数を増やしています。なので、そのようなことも知らずにむしろそうさせてしまっているのも知らずに運ゲー運ゲー言っている人は非常に滑稽であり、愚かだと思っています。そんなにクレッフィが嫌ならメガヤミラミエルフーン、エーフィ等を使えば良いのではないのでしょうか?(それらのポケモンで自分のPTを対策出来るとは言っていない)

 上記で偉そうに鉄壁の強さを書いていますが、普通に電磁浮遊の方が汎用性がありますので変更しましたw
(2016.09.26に追記)

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カイリュー@ラムの実 性格:意地っ張り 特性:マルチスケイル

努力値:52-212-20-x-4-220 実数値:173-199-118-x-121-128

技:逆鱗 神速 地震 竜の舞

 

 このPT唯一の600族。特性の御陰でAS振りでも耐久が高い優秀なポケモン。逆鱗の混乱や鬼火、電磁波をリセットするために拘りハチマキではなくラムの実を採用しました(これで、メガヤミラミクレッフィにも強く出られます)。メガルカリオにドヤ顔で出してくる拘りスカーフ持ちのガブリアスランドロスに後投げして起点に出来るので竜舞、全て接触技だと負け筋を作りそうな気がしたので地震を採用しました(ナットレイメガルカリオに任せましょう)。また、ファイアローバシャーモに強い点も非常に評価出来ます。

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ルカリオ@ルカリオナイト 性格:臆病 特性:精神力→適応力

努力値:0-x-4-252-0-252 実数値:145-x-91-167-90-156→145-x-109-192-90-180

技:気合い玉 ラスターカノン 真空波 悪巧み

 

 ニコ生主のソウユウさん(co2286108)からもらったテンプレの特殊ルカリオ。悪巧みを1回でも積んだらほとんどのポケモンを1撃で仕留めることが出来るので、その爽快感が堪らないです。Bに努力値を4振ることでA4振りグライオン地震を確定で耐えるので起点にすることが出来ます。自分は技が外れて負けるより火力が足りずに負ける方が嫌なので気合い玉を採用しています(そもそも甘えて波動弾採用している人はルカリオの強さを全然分かっていないと思います)。

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カバルドン@オボンの実 性格:慎重 特性:砂起こし

努力値:252-0-0-x-204-52 実数値:215-132-138-x-129-74

技:欠伸 岩石封じ ステルスロック 吹き飛ばし

 

  意地でも起点を作ったり、相手に起点を作らせなかったりする欲張りなカバポケモン。慎重にすることで最速霊獣ボルトの珠草結びまで耐えるバケモノになります。地震を切った理由としては、このポケモンはあくまでも起点を作ることが何よりも重要なので、特性が天邪鬼以外のポケモンに効果がある岩石封じで相手のSを下げて安心して後続につなげられる方が良いと判断したからです。Sの調整は岩石封じ1回でテンプレ毒ガルドや少しSを振ったFCロトムスイクンクレセリア抜き、2回で最速80族+3、3回で最速116族抜きを意識しており、初手挑発が解けた後に上からステロや欠伸を放つことが出来て確実に仕事を遂行します(特にメガサーナイトやゲンガーを意識していますが、たまに数回の砂ダメージ+岩石封じで落ちます)。

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ウォッシュロトム@拘りスカーフ 性格:控えめ 特性:浮遊

努力値:204-x-0-84-0-220 実数値:151-x-126-149-126-134

技:ハイドロポンプ ボルトチェンジ トリック 鬼火

 

 シーズン2から愛用しているこのPT一番の地雷ポケモンかつMVP。トリックで補助技を固定させて裏から出てくるポケモンに鬼火を入れ、対策するつもりでドヤ顔で出てきたポケモンを戦犯にさせて相手に赤っ恥をかかせたり、トラウマを植え付けさせます。主に先発で繰り出し、ガブリアスカイリューウルガモスライコウ、エーフィ、カバルドン等にはどんな型であっても初手トリックします。ガブリアスカイリューの火力アップアイテム無し逆鱗は1発は耐えるので次のターンにクレッフィを投げて安心して身代わりが出来、威張るの試行回数が増えます(自分はいまだにPTにクレッフィがいるのに先発拘りハチマキ持ちガブリアスカイリューを平然と繰り出してくる相手の思考がいまだに分かりません)。上述の通り、クレッフィをラムの実持ちガブリアスカイリューウルガモス等で対策することはほとんどの確率で出来なく、むしろ自分に勝ちを譲ってくれる行動なのでありがたいです。そのようなポケモンは基本先発で繰り出してくることが多く(というより先発に繰り出さないと何のために選出したのが分からなく)、さらに上述のポケモンに対してトリックされるという選択肢は相手には無いと思うので約99.95%で成功します(XYとORASのシングル累計約2000試合で唯一失敗したというより自分の型を知っていない限り絶対あり得ない行動をされた試合→YT4G-WWWW-WW2C-KPEB 自分のPTコンセプトを全く知らないという条件の下でこの行動が正当である理由を見つけた人はぜひ教えて頂きたいです、それまではこの行動はヤンキーとして処理します)。また、拘りスカーフ持ちで鬼火を採用した理由の一つにメガガルーラに一矢報いることがあります(A特化猫騙し+火傷捨て身タックルを確定耐え)。これでクレッフィを後投げして倒せる確率が跳ね上がります(何度も言いますが、グロウパンチまたは大文字搭載型は諦めましょう)。ちなみに、ダウンロード対策を怠っているのは努力値が足りなかった、ただそれだけの理由です。

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 フシギバナ@フシギバナイト 性格:穏やか 特性:葉緑素→厚い脂肪

努力値:252-x-4-0-252-0 実数値:187-x-104-120-167-100→187-x-144-142-189-100

技:ヘドロ爆弾 ギガドレイン 宿り木の種 眠り粉

 

 シーズン2から愛用している物凄い耐久を持つ要塞ポケモン。その耐久はC特化メガボーマンダハイパーボイスを確定で耐えるレベル。メガガルーラ猫騙し+捨て身タックルやファイアローブレイブバードを耐える調整より相手の特殊ポケモンに後投げして勝ちを拾いに行ける方が良いと判断したため、HD特化に振り切りました(Sに努力値を振っていないのはHB耐久かつHD耐久の乱数がわずかにズレるためで同族ポケモンに抜かれることで損することはあまりありませんでした)。宿り木の種は非常に優秀な技で相手のラス1に放ってクレッフィで身代わり連打するだけで勝てる等あらゆる場面で重宝します。また、眠り粉はクレッフィの威張るの試行回数を増やしてくれたり、安心して宿り木の種を放つことが出来るのでこのPTでは光合成やめざめるパワー炎、地震等より優先される技だと判断しました。ただ、技構成から分かる通りこのフシギバナでは絶対に無理または起点にされるポケモンも存在するので上手く扱うには読みレベルが問われます。

 

基本選出その1

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 約70%の確率でこの選出をします。相手のPTにジャローダキノガッサローブシンギルガルド等がいると選出確率が一気に跳ね上がります。この選出で辛いポケモンメガヤミラミと毒々、守る、身代わり、噴煙または火炎放射搭載ヒードラン(マグマストームなら身代わり連打でワンチャン、というかカバルカイリューロトムいるのによく選出できますよね?)とメガボーマンダドリュウズメガリザードンXバシャーモファイアローメガガルーラ(特にグロ(ry )等。

 

基本選出2

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 約30%の確率でヤミラミまたは上の選出で辛いポケモンが複数いたら選出します。この選出で辛いポケモンジャローダキノガッサローブシンギルガルドと命の珠持ち草結び搭載のゲッコウガと拘り眼鏡持ちのウォッシュロトム等。

 

受けループに対する選出

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 グライオンを起点にしてメガヤドランに大ダメージを与えてから後続のポケモンで詰めていく戦い方。気合い玉が外れてしまうと少し辛いです。

 

感想

 2つの基本選出を両方対策出来るジャローダメガガルーラorメガボーマンダorファイアロー等のPTが増え、なかなかレートが上がらず苦しい時間を過ごしたことがありました(やっぱり、天邪鬼は壊れ)。でも、レート最終日に麻痺状態のクレッフィが1-3の絶望的状況を逆転したり、ラス1HP共にMAX同士のフシギバナと拘りメガネ持ちヒードラン対面で勝利する等の勇姿を見せてくれたので、このPTをずっと使ってて本当に良かったと思いました。

 

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 ここまで見て下さってありがとうございました。