Kohei's brain

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ORASリーグシーズン10総合最終8位達成 スペシャル(さかさバトル)(最終1830) 「ガルーラ親衛隊」構築

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 シーズン10のスペシャル(さかさバトル)で使用したPTを紹介します。

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キノガッサ@気合の襷 性格:無邪気 特性:テクニシャン

努力値:0-252-0-4-0-252 実数値:135-182-100-81-72-134 (30-31-30-31-31-31個体)

技:マッハパンチ タネマシンガン めざめるパワー氷 キノコの胞子

 

 とにかく強いポケモン。さかさバトルではキノコの胞子が無効な草タイプに抜群が取れるタネマシンガンがあるので、シングルよりさらに厄介になります。また、ガルーラが苦手意識を持っているラティオスフーディン、ゲンガー等の高速アタッカーに抜群で入るマッハパンチが強力で対策していない限りこのポケモンを止めることが出来ません。ただし、天敵の特性が草食であるポケモン(ミルタンクゴーゴート等)やガルーラボルトチェンジで当て逃げするライボルト等には注意が必要です。めざめるパワー氷はパルシェンピンポイントで採用しましたが、ついでにクレベースも一回倒せたことがあったので採用して良かったと思います。岩石封じを切った理由については、確かにテクニシャン補正技でかつSを確実に1段階下げることは優秀ですが、岩技が抜群であるタイプは地面と格闘、鋼の3つのみであり、格闘タイプはポリゴン2で対処して、鋼タイプはそもそも弱点が多すぎる(草技も弱点である)ので無視していたことから実質地面タイプのためだけに不一致タイプ技である岩石封じを採用することに必要性をあまり感じなかったからです。

 また、乱数が出来ない自分がこのキノガッサの個体を手に入れることが出来たのはニコ生主の定時マンさん(co2178480)が毎週土曜9:30にポケモンミリオネアという企画をやっており、その景品でメタモンをもらった御陰です。育成代行や6Vメタモン、めざめるパワーの個体のメタモン等豪華景品があるので興味がある方は足を運んでみてはどうでしょうか?

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ファイアロー@ゴツゴツメット 性格:腕白 特性:疾風の翼

努力値:172-0-252-x-0-84 実数値:175-101-135-x-89-157

技:ブレイブバード 鬼火 羽休め 挑発

 

 低い種族値(H78、B71)からは想像できない耐久を持つこのPTの影のMVP。ファイアローの前はクレセリアを採用していましたが、ラッキーやブラッキー等の高耐久ポケモンに詰められることが多く、スイクンへ安定して後投げ出来るポケモンがいませんでした(もちろん、自分のPTのガルーラゲッコウガスイクンに強いのですが、ハンデ無しで対面したときの話で、自分のPTでスイクンに不利なポリ2やガブリアスで相手の1体目を倒した時に投げられることが特に多く、その状況でガルーラゲッコウガを後投げしても瞑想を1回積みまたは熱湯1回当てられることを許した状況で対面することになるので突破することはほぼ不可能です)。そこで、物理アタッカーを機能停止に追い込むことが出来、かつ高耐久ポケモンの行動を制限出来るゴツゴツメット持ちの耐久型ファイアローを採用しました。性格はシングルでは最速S種族値105族あたりを抜ける陽気がテンプレですが、ノーマル技が一貫しているさかさバトルでは行動回数を出来るだけ増やすために最低限最速S種族値90族(特に、メガシンカ前のガルーラや意地っ張りハチマキガブリアス意識)抜きは確保しつつ、あとは物理耐久に努力値を振りたかったので性格は腕白を採用しました(偶然HPが16n-1調整になったのはラッキーでした)。

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ガルーラ@ガルーラナイト 性格:意地っ張り 特性:早起き→親子愛

努力値:84-212-12-x-84-116 実数値:191-156-102-x-111-125→191-189-122-x-131-135

技:秘密の力 グロウパンチ 不意打ち 身代わり

 

 ただでさえ強いのにノーマル技が一貫しているさかさバトルではさらに手が付けられなくなるダントツでKP1位のポケモン。流石に色々な方法でガルーラが対策されていると思われるので、その方法の1つであるゴツゴツメットの対策に秘密の力を採用して出来るだけガルーラを動きやすくしました。あとは時に書くことがないので調整を書いておきます。C4振りスイクンの熱湯を身代わりが確定耐え(上を取っていれば、対面から100%で突破可能)A特化メガガルーラの捨て身タックルを確定耐え、メガシンカ後最速S種族値70族抜き、Aは余りです(本当はAは特化したかったのですけど仮想敵を考えると仕方がなかったです)。

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ゲッコウガ@命の珠 性格:臆病 特性:変幻自在

努力値:0-0-4-248-4-252 実数値:147-103-88-154-92-191 (31-31-31-30-31-31個体)

技:熱湯 冷凍ビーム 神通力 めざめるパワー電気

 

 まさに特性通りの変幻自在なポケモンさかさバトルは普段見られない色々な種類や型のポケモンが環境上に存在し、相手の策に溺れやすいことから他のルールより先手を取ることが重要視されているので、S種族値が高いことからほとんどのポケモンの上を取って特性の御陰でタイプ一致というのもあって強力な技を叩き込めるのが強かったです。技構成を見る限り、Aの個体値は1が最も望ましいのですが、ガルーラへの誤魔化しとして影打ちを採用するか迷っていたのでAの個体値は31で孵化しました(結局、無駄な足掻きだと思ったので影打ちは候補から消えました)。神通力を採用した理由については悪の波動では抜群が取れないエスパータイプに対しての打点(特にラティオスフーディン、エーフィ意識)が欲しかったからです(PGLのデータを見るとゲッコウガの神通力の採用率はTop10圏外だったので相手のフーディンが対面でメガシンカしてもゲッコウガに無償で仕事をさせないために守らずに突っ張ってくることが多かったので自分にとってそれは好都合でした)。さらに、悪の波動で抜群が取れる格闘タイプとフェアリータイプについては他のポケモンで対処することが出来るので無くて困ったことはありませんでした(何で悪の波動と神通力の怯む確率は同じじゃないのですかね・・・)。また、めざめるパワー電気を採用した理由についてはこのポケモンはSが早いことから麻痺を誘いやすいので、電磁波や蛇睨み読みで打って切り抜けたかったからです(特にKP2位の気合いの襷持ちジャローダの蛇睨みに臆することなく行動できたのが強かったです)。一応、めざめるパワー電気はガブリアスに4倍で入りますが1回しか打ちませんでした。

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ポリゴン2@進化の輝石 性格:図太い 特性:トレース

努力値:244-x-252-4-4-4 実数値:191-x-156-126-116-81

技:トライアタック イカサマ 毒々 自己再生

 

 持ち物の御陰もあり、とにかく堅いこのPTのMVP。A特化メガガルーラグロウパンチ+捨て身タックルを超高乱数耐え、最速拘りハチマキ持ちガブリアスの逆鱗を2耐え(逆鱗のダメージが半分以上まで達したら意地っ張り拘りハチマキ持ちが確定するので持ち物判別が出来る点も優秀)する驚きの物理耐久です。さかさバトルは他のルールより特性に依存しやすいルールでもあるので、その強力な特性をコピー出来るトレースは非常に優秀だと考えたので文句無しで採用しました(PGLのデータを見るとダウンロードとトレースの比がほぼ1:1でしたが、ガルーラガブリアスカイリューが強いこのルールでポリ2をミラーまたは起点回避意識のダウンロードのアタッカー型にしてしまうと後出しが出来ないポケモンが1体減ることになるのでそれはあまりにもリスキー過ぎると思いますけどね)。毒々はミラーや高耐久ポケモンに粘られないために採用していますが、その対面はほとんど泥仕合になるので自分はあまり好きではありませんが勝つためには仕方がないと思って乗り切っています。

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ガブリアス@拘りスカーフ 性格:意地っ張り 特性:鮫肌

努力値:0-252-4-x-0-252 実数値:183-200-116-x-105-154

技:逆鱗 地震 岩雪崩 アクアテール

 

 このPTの切り込み隊長。このルールのガブリアスはこの型が一番強いと思っています。その理由を主なアタッカーガブリアスの型を上げて記述していきます(岩雪崩で極端に耐久に振っていないガブリアスは確2なので岩雪崩で確2前提で記述していきます)。A特化拘りハチマキ持ち型については、岩雪崩の命中率や怯む確率とストーンエッジの命中率を考慮するとストーンエッジで62.56%で突破されます。最速拘りハチマキ持ち型については、上記と同様の考慮でストーンエッジで約50.93%で突破されます。最速気合の襷持ち岩石封じ搭載型については上記と同様の考慮で岩石封じ+地震で約24.46%で突破されます。上記の3つの型とミラーの4つの型について意地っ張り拘りスカーフ持ちガブリアスは同速勝負に勝つことが出来れば3つの型に対処することが出来るのでこのガブリアスの型が一番強いと思いました(A特化拘りハチマキ持ち型についてガブリアスが倒されてもポリゴン2ファイアローゲッコウガで詰めることが出来るので困ったことはそんなにありませんでした)。アクアテールを採用した理由についてはドラゴンタイプ(特にラティオス)への打点と水タイプ(主にスイクン)へ逆鱗を打って自ら行動をロックしにいって起点を作られて戦犯になるのを出来るだけ回避したかったからです。

 この個体はニコ生主のうげうげさん(co2055664)の枠でもらいました。ありがとうございました(うげうげさんもそのリスナーさんも温かい人ばかりで初見でもすぐに溶け込める枠だと思うので良かったら、ぜひ)。

 

基本選出1

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 相手のPTにライボルトフーディンガルーラ入りのPTにジャローダ等が入っているとほとんどこの選出をします。もちろん、A特化の逆鱗を確定で耐える調整している人いたり、また特性の威嚇もあって先発メガライボルト対面ではガブリアスは勝つことが出来ないのですが、あえて初手に繰り出すことで電気技を誘い、ポリゴン2のトレースで避雷針をコピーして無償降臨を狙います(相手のライボルトの特性が静電気ならやや辛いです)。先発ガルーラ対面ではファイアローを選出していればファイアローを後投げしてゴツゴツメットで定数ダメージを稼ぎ、選出していなければポリ2を後投げします(序盤からポリ2が大きく削られてしまうのは痛いですが、意地でもガルーラを止めるためには仕方がないです)。

 

基本選出2

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  相手のPTにラティオスフーディンやエーフィとガルーラが入っていないPTにジャローダ等が入っているとこの選出をします。基本選出1との違いは相手がガブリアスの逆鱗や地震を誘うようなPTに見えなかった場合は基本選出1を採用し、逆に見えた場合は基本選出2を採用するという違いです。

 

基本選出3

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 相手のPTに特性が草食のポケモンガルーラがいないまたは選出してこない読みの条件の下でゲンガーやフーディンやエーフィやラティオスジャローダ等が入っているとほとんどこの選出をします。キノガッサは縛られやすいポケモンですが、同時に縛りやすいポケモンでもあるので上手く扱うことが出来ればイージウィンしやすい選出です。

 

基本選出1、2、3全てで辛いポケモン

 特性が静電気のライボルトグライオンポリゴン2ブラッキー

 

感想

 自分はXY時代のさかさバトルは手を付けていなかったのであまり知識はありませんでしたが、ニコ生主のソウユウさん(co2286108)がPTの構築相談に乗ってくださった御陰でいち早く現在のさかさバトルの環境を知ることやメタるための地雷ポケモンを考案することで想定していたレートにあまり時間をかけずに到達することが出来たので感謝しています。

 

 最後に、記事を見て分からないことや疑問に思ったことがあれば、自分のTwitter(@keima1212ab)やこの記事に気軽にリプやコメントを下さい。

 

 ここまで見て下さってありがとうございました。