Kohei's brain

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ORASリーグシーズン14スペシャル(GS)勝率80.7%(46勝11敗)かつ最終レート1905(最終40位) 「欲張りオーガレック」構築

  

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 長らくGSルールで使用していたPTを紹介します。

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ゲンガー 性格:臆病

努力値:12-x-12-252-4-228 実数値:137-x-82-182-96-174→137-x-102-222-116-196

 

 フォロワーのソウユウさんから貰ったゼルネアスを狩るという強い意志の下採用したポケモン。調整の意図はヘドロ爆弾で無振りゼルネアスを68.8%の乱数、最速命の珠持ちファイアローブレイブバード(=フレアドライブ)を確定耐え、HPを4n+1、メガシンカ後最速ファイアロー抜きです。身代わりは主にドーブルダークホールを確実にかわしたり、身代わりがある状態でメガガルーラの不意打ちを耐えるために採用しました。JCSではシャドーボールの代わりにめざめるパワー氷を採用しましたが、これが大きな間違いでドータクン等の鋼タイプやクレセリアゲンシグラードンへの打点が無くなってしまい、窮屈な展開に自らを追い込んでしまったのがJCS予選の敗退理由の一つだったと思います。なので、ゲンガーにめざめるパワー氷は絶対に採用しない方が良いです。

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クロバット 性格:臆病

努力値:4-0-252-x-0-252 実数値:161-85-132-x-100-200 (A0個体)

 

 ゼルネアスを狩るという強い意志の下採用したポケモンその2。Bに全振りした意図は最速メガガルーラの捨て身タックルを1撃目と2撃目共に最高乱数を引かない限り耐えるからです。でも、ゼルネアスのダブルダメージC+2マジカルシャインを超高乱数で2耐えするHまたはD振りでも良いと思います。挑発を切った理由については以前このポケモンに挑発を搭載していたころ相手に先に追い風されたり、この指とまれで守られたり等されて結局ゼルネアスに挑発を打つ前にジオコントロールをされて挑発を入れている意味がないと思ったからです。そこで先にジオコントロールをされても大丈夫なように黒い霧を採用したところ、以前より立ち回りが非常に楽になったのでこの選択は大正解でした。ついでにドーブルのムラッケによるランクの上昇も無効化出来るのも素晴らしいですね。

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カイオーガ 性格:控えめ

努力値:172-x-236-84-12-4 実数値:197-x-140-198-162-111→197-x-140-231-182-111 (31-x-31-29-31-31個体)

(理想個体ならH196B220C76D12S4振りにしていました)

 

 このPTの大黒柱。調整の意図は最速拘りハチマキ持ちメガレックウザガリョウテンセイを15/16耐え、雨下ダブルダメージ潮噴きでH4メガガルーラを確1、ゼルネアスのダブルダメージC+2マジカルシャインのダメージを少しでも減らすためにDに少し振り、相手の最遅以外のゲンシグラードンから対面で天候を奪うためにSを無振りにしようとは思いましたが、努力値が4余っていたので特性がテレパシーのS無振りディアルガとの同速を避けるためにSに振りました。ゲンシグラードンとは違い、ほとんどの攻撃を1回は耐えるのがこのポケモンの強みの1つですね。

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レックウザ 性格:無邪気

努力値:4-252-0-0-0-252 実数値:181-202-110-170-99-161→181-232-120-200-108-183 (31-31-30-30-31-31個体)

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 このPTのエースであり、破壊神。どうでも良い話ですが、自分のtwitterを遡ると、レックウザだけのツモ運がヤバいことが分かります(意地っ張りと陽気の実質理想個体も持っています)。上の画像から分かる通り、実質両刀の理想個体を手に入れたので両刀で使おうと思いました。オーガレックメガクチートナットレイドータクン等の鋼タイプの処理に手間取る構築で有名なので、4枠目の技にオーバーヒートを採用しました。流星群はミラー対決やホワイトキュレムゼクロム等のドラゴンタイプへの牽制になりますが、どうせ命の珠持ちのガリョウテンセイでASメガレックウザが中乱数だし、隣のマニューラでドラゴンタイプに睨みを利かせているので技の範囲を広げた方が圧倒的に良いと思いました。最近気合の襷持ちのレックウザを良く見かけますが、メガシンカ前のオーバーヒートでH252振りだけのメガクチート(守られて次のターンにゲンシカイオーガを後投げされることを想定)でさえも中乱数、メガシンカ後のオーバーヒートでH252振りだけの特性が浮遊のドータクン(こちらは守るを入れる技スペースが無いので考慮しなくても良い)でさえも確定耐えされること知っていて使っています?

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マニューラ 性格:陽気

努力値:0-252-4-x-0-252 実数値:145-172-86-x-105-194

 

 ニコ生主のカピ吉さん(co2328120)から貰ったレックウザの障壁になるポケモンを沢山薙ぎ払ってきた自分が考えるレックウザのお供の中で最強のポケモンGSは1回でも読みを外してしまうとその後の立ち回りが一気に苦しくなってしまう残酷なルールであるので、万が一読みを外してしまった場合やミリ耐えのポケモンを確実に狩るため、また相手の甘えたファストガードを破壊するためにフェイントを採用しました。この技を採用することでこのポケモンを再降臨させたとき、猫騙しとフェイントの2択を相手に押し付けるというプレイングが出来るのがとても強かったです。けたぐりを採用しなかった理由は命の珠を持っていないと火力が乏しいと考えたからです。

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ナットレイ 性格:呑気

努力値:252-148-0-x-108-0 実数値:181-133-166-x-150-22 (S0個体)

 

 このPTの要塞と言いたいところですが、案外脆かったポケモン(火力がケタ違いだから仕方がないとは思いますが・・・)。巷ではナットレイに食べ残しを持たせたり、宿り木の種を搭載させているプレイヤーは頭がおかしいと言われていますが、これらを採用した明確な理由を説明したいと思います。上述よりこの構築が辛いポケモンのうちの1体にナットレイがいます。なので、最後の1体がナットレイ同士の対面になるケースが稀にあります。そうなった場合、少なくとも食べ残しを持っていないとTODで絶対に負けます(仮にナットレイが叩き落とすを搭載していたらどの持ち物を持っていても勝てないので)。また、このポケモンに宿り木の種を搭載しないとこの構築が辛いポケモンのうちの1体であるディアルガの処理が不可能に近くなります。以上のことから「この構築」のナットレイに食べ残しを持たせたり宿り木の種を搭載するのは勝つためには当然なことです。ちなみに、このポケモンの調整意図は物理耐久はA特化ゲンシグラードンのダブルダメージ断崖の剣を食べ残しによる回復を1回挟んで確定で2耐え、特殊耐久はC+2最速ゼルネアスムーンフォースを食べ残しによる回復を2回挟んで255/256で2耐えです。

 

基本選出1

先発

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後発

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 ほとんどはこの選出。マニューラレックウザの攻撃を通しやすくして先発の2体で相手のポケモンを2体倒せれば強い雨下のゲンシカイオーガが暴れてくれるので勝ちがグッと近づきます。

 

基本選出2

先発

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後発

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 主にBIG6(ゲンシグラードンゼルネアスメガガルーラメガボーマンダファイアロードーブル)を始めとしたゲンシグラードン+ゼルネアス構築に選出します。最近はこの選出でも簡単には勝たせてくれないので環境が少しずつ進んでいるなぁと感じています。

 

成績

ORASリーグシーズン14スペシャルレート勝率80.7%

最終レート1900以上の中で2位の勝率

(ちなみに、最終レート1900以上で勝率が80%以上は自分も含めて2人のみ)

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最後に

 このような優秀な成績を残せた背景として自分が総合レートをやっていたということがあります。GSの環境がまだ確立していない頃、自分の先発のマニューラ+レックウザに対し、相手の先発がゲンシカイオーガ+クロバットだった時、追い風をして次のターンに上から潮吹きで大きな負担をかけるために1ターン目ゲンシカイオーガに守るを選択してくる人が非常に多かったです。なので、マニューラのフェイント+メガレックウザガリョウテンセイゲンシカイオーガ方向に集中して爆アドを取り、イージーウィンを連発していました。マニューラ猫騙しを考慮するためにゲンシカイオーガを守らせるのは当然だと思っている人はおそらく「トリプルバトル」をやったことがないのでしょう。トリプルバトルでは相手の守るやワイドガードファストガードで自分の攻撃を防がれないためにフェイントで守りを壊して攻撃を通すというプレイングが他のルールと比べて圧倒的によく見かけます。自分はトリプルバトルをやっていたのでマニューラがフェイントを覚えることやそのようなプレイングが存在することをもちろん知っていました。結局何が言いたいかというと、色々なルールをやることでそれぞれのルール良いところを発見して、それを生かすことで自身の能力の向上に繋がるので決して無駄にはならないということです(シングルはローテーション、ダブルはトリプルと密接な関係にあると解釈しています)。以上より皆さん、総合レートをやりましょう!

 

 ここまで見て下さってありがとうございました。