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ORASリーグシーズン13 スペシャル(メガストーン禁止ダブルバトル)最終7位(最終1779) 「3GLTE」構築

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構築名について

3→ザンドラ

3G→Greninja(ゲッコウガ)、Gastrodon(トリトドン)、ルガルド(強引です、はい)

LT→Landorus-Therian(霊獣ランドロス)

E→Entei(エンテイ)

 メガストーンが禁止であることからスマートフォンの通信速度とPTのポケモンの頭文字にかけて世代が一つ遅れているということで3GLTE(今は4GLTE)という名前にしました。結構良いネーミングセンスではないのでしょうか?(自画自賛)

 

 それでは、シーズン13のスペシャル(メガストーン禁止ダブルバトル)で使用したPTを紹介します。

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エンテイ@命の珠 性格:意地っ張り 特性:プレッシャー

努力値:52-252-0-x-0-204 実数値:197-183-105-x-95-146 (31-31-31-x-30-31個体)

技:聖なる炎 ストーンエッジ アイアンテール 守る

 

 このルールの炎タイプで最も強いと思ったポケモン。厳選時間は1日以内で来たので流石(唯一)神ですね。皆さんはこのポケモンをアタッカー型にするのならば神速を持っていてかつ技範囲が広く、さらに特性が威嚇のウインディの方が適任ではないのかと思われるかもしれません。それなのに、自分がエンテイを選択した理由は3つあります。1つ目は、聖なる炎が強いことです。特に非接触であることが非常に優秀でギルガルドのキングシールドに躊躇いなく技が打てることや追加効果の火傷が50%という高い確率であるということから相手の気合の襷持ちのポケモンを1ターンで処理する可能性が高くなったり(叩き落とすの一貫性があるルールで非常に強いとされるキリキザンもこれらのポケモンの中に含まれるため威嚇はマズいと判断)、不利な物理ポケモン(マリルリバンギラス等)を強引に機能停止にしたり、火傷の定数ダメージによる確定数の乱れを引き起こすことはウインディにとっては至難の業だと思いました。2つ目は攻撃後の耐久力が圧倒的に違うことです。1つ目に記述した聖なる炎はもちろん、このポケモンの攻撃技に反動技が一つも入っていないのに対し、物理アタッカー型のウインディの攻撃技はフレアドライブワイルドボルトインファイトといった反動技が主でしかも神速を含め全て接触技です。モロバレル(ゴツゴツメットを持っている可能性がある)、ギルガルド(キングシールドの択もある)、ニンフィア等の有利なポケモンを倒すためにHPを大分削ってしまうということは、本来それらのポケモンから食らわないはずのダメージを無駄に食らってしまうのでメガシンカが禁止され、一撃で仕留めることより相手のポケモンのHPを上手く削りながら戦うことが求められるこのルールで自分は場持ちがしないポケモンを扱う自信がなかったです。それに比べてエンテイは反動が命の珠のダメージのみなので攻撃後も耐久はほとんど維持され、少なくともウインディよりは場持ちします。3つ目はエンテイがアタッカー型であることが読まれにくいことです。神速が消えた今、エンテイには耐久型しか残された道はないだろうという思考を逆手に取り、高火力を相手のポケモンにぶつけて意表を突くことが出来ます。ウインディも耐久型の可能性があるのではと思われますが、このルールのKP上位のポケモンを考えると圧倒的に物理アタッカー型の方が強いと思います。技構成については範囲が広めのストーンエッジ、地ならしはS操作の必要性は特に感じていなく、ダブルダメージになり弱いと思ったのでこのルールの環境にいるほとんどのニンフィアを一撃で倒せるアイアンテールを採用しました(一回素耐えされたときは流石に相手のニンフィアの調整にドン引きしました)。って言うか、このポケモンは本当に使える技が少ない・・・

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トリトドン@リンドの実 性格:冷静 特性:呼び水

努力値:252-x-140-0-116-0 実数値:218-x-106-123-117-0(S0個体)

技:冷凍ビーム 大地の力 自己再生 守る

 

 言わずと知れた水ストッパー。雨パーティによく組み込まれるルンパッパに一撃で倒されるのは流石に弱いと思ったので持ち物はリンドの実を採用しました。「それトリトドンで詰まないか?」という構築が多くてとても役に立ちました。

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サザンドラ@拘り眼鏡 性格:控えめ 特性:浮遊

努力値:92-x-148-132-4-132 実数値:179-x-129-178-111-135

技:流星群 悪の波動 大地の力 熱風

 

 フェアリー以外に強いポケモン。当初、この枠はニンフィアでした。しかし、地面耐性の少なさを発見し、仕方なくこのポケモンを採用しましたが、使ってみると意外と強くて驚きました。調整はA特化霊獣ランドロスの馬鹿力超高乱数耐え(93.7%)、流星群でH252FCロトムを高乱数1発(87.5%)、最速70族抜きです。技構成は拘り眼鏡のラスターカノンでもニンフィアを一撃で落とせないのに拘るのは弱いと思ったので拘るからには技の範囲の広さを意識して炎技と地面技を残り2枠に採用しました。

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霊獣ランドロス@突撃チョッキ 性格:意地っ張り 特性:威嚇

努力値:12-160-84-x-0-252 実数値:166-203-121-x-99-143(31-30-31-x-29-31個体)

技:地震 岩雪崩 馬鹿力 叩き落とす

 

 KP1位であることが納得できる程の安心枠。厳選時間は忘れました()。エンテイのところでも述べた通り、場持ちを意識して持ち物は突撃チョッキを採用しました。この判断は大正解で確定数がズレる攻撃が大幅に増えたのが優秀でした。調整は馬鹿力で無振りサザンドラを確1、A+1命の珠持ちA特化キリキザンの不意打ちを超高乱数耐え(93.7%)です。エンテイと同時に先発で繰り出す時に先にエンテイのプレッシャーが発動してしまい、拘りスカーフ持ちではないことがバレるのは辛かったですが、上記の配分と陽気なら落ちていなかったと感じる場面が多少あったので意地っ張りで正解だったと思います。

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ゲッコウガ@気合の襷 性格:無邪気 特性:変幻自在

努力値:12-236-4-4-0-252 実数値:149-145-88-124-81-191

技:けたぐり ダストシュート 冷凍ビーム 守る

 

 このPTのMVP。命の珠を持たせたかったのですが、命の珠がないとエンテイの役割が小さくなってしまうので拘りスカーフ持ちの霊獣ランドロスマニューラキノガッサを意識して気合の襷を持たせてみたところ、意外と気合の襷の発動機会が多くて正解でした。あと、このポケモンは重要なところでダストシュートを滅多に外さないので神です。

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ギルガルド@弱点保険 性格:冷静 特性:バトルスイッチ

努力値:252-4-0-252-0-0 実数値:167-71-170-112-170-58(シールドフォルム) 167-171-70-222-70-58(ブレードフォルム) (31-31-31-31-31-0個体)

技:シャドーボール ラスターカノン 影打ち キングシールド

 

 PTの相性補完で入ってきた強いポケモン。最初は毒々搭載型でじわじわと詰めていこうと思いましたが、PTの他の5体の耐久やニンフィアの処理速度が遅くなるのを考えて火力重視の弱点保険型を採用しました。ワイドガードが欲しい場面がないだろうと構築を組む段階で考えていたので、代わりに弱点保険の恩恵も受ける先制技の影打ちを採用したところ色々な場面で大活躍してこれまた大正解でした。

 

基本選出1

先発

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 叩きパや砂パ、ボルトランド等には基本この選出。ゲッコウガの気合の襷と霊獣ランドロスの突撃チョッキを盾にして相手に致命傷を与えて勝つことが理想です。動かし方はPTによって大きく変わってくるので省略。

 

基本選出2

先発

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 主に雨パでの選出。ニョロトノキングドラの場合は、初手サザンドラトリトドンに引いてゲッコウガキングドラにダストシュートを放ち、ギルガルドの影打ち+キングドラの命の珠のダメージ2回分で高乱数で倒せるようにします(キングドラの持ち物が命の珠以外でもトリトドンで粘り勝てるので大丈夫です)。ニョロトノルンパッパの場合は、初手ゲッコウガは守り、サザンドラはルンパッパの突撃チョッキを考慮してニョロトノに流星群を打ちます(このとき、ルンパッパの猫騙しでサザンドラが止められてもそこまでディスアドではないので大丈夫です)。2ターン目にサザンドラトリトドンに引いてゲッコウガはルンパッパにダストシュートを放つことで主導権を握ることが出来ます(気合の襷持ちルンパッパに負けたことは一生忘れない)。どちらの場合も雨が止んだ後のファイアローに注意。

 

基本選出3

先発

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 気合の襷を盾にするポケモン(マニューラキノガッサキリキザン等)をビビらせることが出来る選出。こちらも動かし方が様々なので省略。

 

感想

 今回のPTは珍しく明確に欠陥と言える箇所がなく、非常に動かしやすかったのが高い勝率を維持することや最終1ページ目に残ることが出来た要因だと思われます。他のルールでもこのような理想のPTが作れるように努めていきたいと思います。

 

成績

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 ここまで見て下さってありがとうございました。